青春アドベンチャー評論

NHK-FMラジオで放送中のラジオドラマ番組 青春アドベンチャーの作品レビュー。リンクフリーです。

■ロビン・フッドの冒険

放送:1996年1月4日~1月11日
作品紹介:言わずと知れた名作ロビン・フッド物語のドラマ化。シャーウッドの森で義に生きる者たちのリーダー・ロビンとその仲間たちの活躍を描いた作品。伝説上の英雄にして、今もなお人気の高いロビンフッド物語。


映画や本、アニメなど様々な作品があるロビン・フッドの物語。私はケビン・コスナー主演映画の印象が一番強い。仲間のタック修道士やリトル・ジョンやウィル達、マリアン姫やリチャード王等々、お馴染みのメンバーも活躍。7回という少なめの放送回数のせいか、ちょっと急ぎ足な部分もあるが、十分に楽しむことができた。

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■三匹のおっさん

放送:6月17日(月)~6月28日(金)
作品紹介:
剣道の達人キヨ、柔道家のシゲ、機械に強いノリ。幼馴染のアラ還3人が、「3匹のおっさん」と称して、私設自警団を結成。孫と娘の高校生コンビも参加して、町内にはびこる悪を切る!むねのすくような世直し痛快アクションストーリーのはじまり~はじまり~

テレビドラマ化もされた今作品。作品紹介通りの痛快アクション作品。1.悪いやつがいる。2.おっさん達が懲らしめる。の繰り返しである。単純ではあるが、深いことは何も考えずにただ物語を楽しむことができる。周りを見ても「アラ還」は、もう老人ではなくなっている。続編を期待したい作品である。

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■びりっかすの神様

放送:2014年12月15日(月)~12月19日(金)
作品紹介:父を病気で亡くし、2学期から新しい学校に引越してきた始(はじめ)。転校初日、始は不思議な生き物を目にする。体調は20センチぐらい、くたびれた背広とヨレヨレのネクタイ。彼は、自分はびりっかすだと名乗った。始以外には、姿も見えない。声も聞こえない。そんなびりっかすさんとの交流から、始や生徒たちに変化が現れはじめる…


成績の順に席が決まる。モンスターペアレントや教育委員会が聞いたら怒鳴り込んできそうなスチュエーションから物語は始まる。「びりっかす」さんとユーモラスに交流を広げる始の様子がユーモラスに思える。勉強やスポーツ、塾に習い事と日頃から競争で疲れている子供達をほっとさせるような優しいファンタジー作品である。

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■文学少年と運命の書

放送:2016年11月14日(月)~11月25日(金)
作品紹介:中国は明の時代。本が大好きな阿恩(あおん)の元へ、不思議な少女、玉策(ぎょくさく)が現れる。彼女はなんと泰山のお寺に納められていた禄命簿「玉策」の化身だった。人々の天命を知り、その天命を変えることができる彼女をめぐり、様々な勢力が動き始める。


不思議な力を持った少女をめぐる冒険活劇といった趣の作品。山賊の常坤(じょうこん)、将軍劉壁(りゅうへき)、暗殺者白華(はくか)といった個性豊かな面々が奮闘する。玉策の言葉使いが独特で、なんだか真似したくなってしまう。彼女をめぐる争奪戦の結果がどうなるのか。そして、彼女の運命は…。そもそも、彼女は自分自身の運命はわからないのかな?とか考えてしまう、とても興味深い作品である。

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■光

放送:2016年10月31日(月)~11月11日(金)
作品紹介:小学生の子供たちが経験する様々な出来事が4年生の僕(ぎいち)の目を通じて語られる。光というタイトル通り、花火大会の光、蛍の光、洞窟の中の光、様々な光に彩られ物語は進み…。そして彼らは、大きな事件に巻き込まれていく。


子供の頃にあった出来事を思い出させてくれる作品。あの頃の夏休みや冬休みの出来事が色々と蘇ってきた。そして、ラストの言葉。主人公のあの言葉は、子供に贈られたものではなく、きっと30代~40代に向けられた言葉のように感じる。青春アドベンチャーのユーザー層は、10代~20代前半と思っていたが、意外とおじさんも聞いているかな。と思わせる作品である。

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