青春アドベンチャー評論

NHK-FMラジオで放送中のラジオドラマ番組 青春アドベンチャーの作品レビュー。リンクフリーです。

■雨にもまけず粗茶一服

放送:2016年9月19日(月)~9月23日(金) 午後10時45分~午後11時(1-5回)
2016年9月26日(月)~9月30日(金) 午後10時45分~午後11時(6-10回)
作品紹介:
19歳の友衛遊馬(あすま)は、茶道・坂東巴流の跡取り息子。子供の頃より、お茶の手前を仕込まれていたが、その堅苦しい生活に反発し、家を出る。なんの因果か巴流宗家のある京都へ行くことになる。そこで出会う人達との交流を通じ、彼の茶の湯への考え方に変化があらわれ始める…。


まずは、物語を通じて茶の湯の文化に触れられること。これだけでも一聞の価値があろう。遊馬の青年らしい心の葛藤や疑問が十分に理解できるし、それに対する答えも物語の中できっちり準備さてれいる。京都の茶道に携わる人々もとても魅力的に描かれている。若者が自分の生きる道を切り開いていくという青春アドベンチャーらしい作品である。

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■エド魔女奇譚

放送:2016年9月5日(月)~9月16日(金)
作品紹介:
ヨーロッパの魔女狩りから逃れた魔女が江戸にいた。そして魔女の力を使い幕政に介入しようとしていた…。ちょうどその頃、長崎から江戸の町へと出てきた少女・紅丸は、尾張徳川家の末弟・松平通春の家臣、星野藤馬と出会う。そして、彼らと魔女との闘いが幕を開ける…。


江戸の世に魔女とはなかなか面白い組合せである。魔女っ子ぽい紅丸と本当の魔女との対峙、徳川家の吉宗と通春との対峙、紅丸と藤馬の恋と見どころも盛り沢山。含みを持たせるラストもなかなかよい。
徳川御三家の若様である吉宗と通春の考え方の違いが明確であり、「尾張春風伝」をもう一度聞きたくなった。

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■ロビン・フッドの冒険

放送:1996年1月4日~1月11日
作品紹介:言わずと知れた名作ロビン・フッド物語のドラマ化。シャーウッドの森で義に生きる者たちのリーダー・ロビンとその仲間たちの活躍を描いた作品。伝説上の英雄にして、今もなお人気の高いロビンフッド物語。


映画や本、アニメなど様々な作品があるロビン・フッドの物語。私はケビン・コスナー主演映画の印象が一番強い。仲間のタック修道士やリトル・ジョンやウィル達、マリアン姫やリチャード王等々、お馴染みのメンバーも活躍。7回という少なめの放送回数のせいか、ちょっと急ぎ足な部分もあるが、十分に楽しむことができた。

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■三匹のおっさん

放送:6月17日(月)~6月28日(金)
作品紹介:
剣道の達人キヨ、柔道家のシゲ、機械に強いノリ。幼馴染のアラ還3人が、「3匹のおっさん」と称して、私設自警団を結成。孫と娘の高校生コンビも参加して、町内にはびこる悪を切る!むねのすくような世直し痛快アクションストーリーのはじまり~はじまり~

テレビドラマ化もされた今作品。作品紹介通りの痛快アクション作品。1.悪いやつがいる。2.おっさん達が懲らしめる。の繰り返しである。単純ではあるが、深いことは何も考えずにただ物語を楽しむことができる。周りを見ても「アラ還」は、もう老人ではなくなっている。続編を期待したい作品である。

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■びりっかすの神様

放送:2014年12月15日(月)~12月19日(金)
作品紹介:父を病気で亡くし、2学期から新しい学校に引越してきた始(はじめ)。転校初日、始は不思議な生き物を目にする。体調は20センチぐらい、くたびれた背広とヨレヨレのネクタイ。彼は、自分はびりっかすだと名乗った。始以外には、姿も見えない。声も聞こえない。そんなびりっかすさんとの交流から、始や生徒たちに変化が現れはじめる…


成績の順に席が決まる。モンスターペアレントや教育委員会が聞いたら怒鳴り込んできそうなスチュエーションから物語は始まる。「びりっかす」さんとユーモラスに交流を広げる始の様子がユーモラスに思える。勉強やスポーツ、塾に習い事と日頃から競争で疲れている子供達をほっとさせるような優しいファンタジー作品である。

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